2018年のワインは例年にない良い葡萄です

ボジョレー地区の話です
・ヌーボーは2018年の葡萄を何年も熟成させたものではありません
・2023年ごろにでてくる、2018年のボジョレーワインが楽しみです

えっと
めんどいけど
毎年書いているのですが

ヌーボーとは

その年の葡萄でつくったワインを
いかに早い時期に飲むかっていうお祭りです

早い時期にを争っているうちに
際限なくなってしまったので
全国一律で
11月の第三木曜にしようと
法律が決められました

人に例えると

人間でも
早咲きのひともいれば
大器晩成型の人がいます
飲み頃というのがあるんです
熟成させないでおいしいワインと
熟成させないとおいしくないワイン
熟成させすぎると、あとは劣化するだけのワインとかです

ここから先はすべてたとえ話と
私の経験による独断と偏見による傾向です

仮に今年2018年の葡萄でつくったワインを
20歳の人間にたとえましょう

ヌーボーは20歳がピークです
あとは劣化するだけです
今すぐでも飲めるようにわざとそう作ったんです
そして、しょせん社会をしらない20歳です
酒というよりジュースですね
実際、ヌーボーにする葡萄で作ったジュースはおいしいですよーーーー!!!!

一般的(2000~3000円台くらいのワイン)なのは4~5年くらいで飲み頃になります
24~5歳で社会経験を積んで
そろそろ社会がどういうものかを自覚し
夢を追うことと
現実性を天秤にかけなければならない年です

本当に今がのみごろなんでしょうか?
あと2~3年まったほうがいいんじゃないでしょうかね?
このへんの駆け引きがとてもおもしろいですね

5000円~7000円は
10年弱熟成させてもまだいけます
ここを過ぎても無職だと将来が厳しいですね
ワインを勉強していて
似たり寄ったりではなく
個性を強く感じるのはこのあたりからですね

1万円を超えたあたりからは
もうちょっと規格外です
ある日突然、開花する人とかです
死後に評価される場合すらあります

20~30年の長期熟成
80年くらい熟成させても飲めるようなものもあるらしいですし
普通は、ただのワイン酢になってますので
胃の中にいれてはいけません
買わずに池にドボドボ水の音です
(うーっくっくっくっく)

グラスをまわすアレ

よく、映画なんかでグラスをまわすやつですが
空気に触れさせて、世間の荒波にもませることで
無理やり何年か年を取らせる行為だと思ってください

じゃあヌーボーをグラスで回すとどうなるか?
そう! 劣化するだけです!!

あと2年くらいが飲みごろかなって場合なら
そう! 飲み頃になるんです!!

あと20年くらいかなって場合は
そもそも抜栓してんじゃねーよカス
てめーの財力、中身つまってねーだろ!

「あれ、これ中身ないですね」といってお客様の頭を抜栓してしまいたくなります
(ワインを守るためだから仕方ないんです。ゆがみないね)

あなたにとってちょうどいいワイン

ちょっと、暴言がありましたが
一般的に、いきなり高いワインのんでも
エグいっていうか、飲みにくいだけになるはずなんです
飲んでいれば、いきなり数十万のワインを飲む発想が自然となくなります
試してみたいけど、「まだ自分がレベルに達してない」からですね
「相手との力量差を知る」ワイン哲学です

ドンペリーニョはシャンパーニュですが
スパークリングワインとシャンパーニュの違いも分からない人が、タワーとか言って食べ物で遊んでいる様子は本当にみっともない
とんがりコーンを指にさして
「タイガークロー」とか言ってるのよりも
ちょっとだけダサいかなww

そんなイキリトより
500円で良い
1000円でも良い

「あっ! これ好きかも!」ってワインをみつけて、ちょっと特別な日に飲んでほしい
そういうワインをみつけるお手伝いをしたいんです

(綺麗な話にしたつもり)

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